2021.0830
2021年の8月も、もうすぐ終わりです。
毎年同じように流れて行く季節ですが、
"年"をつけると今年の夏は1回しかないことを、改めて気付かされます。
皆さんは、どのように過ごされていましたか。
もちろん、嬉しいこと楽しいことも苦しいことや悲しいことも、
それぞれの夏の時間を迎えられていたと思います。
今夏もまだまだ猛暑は続いていますが、夕立の刻を迎えると、
少しづつ秋の気配も感じるこの頃です。
2021年の夏も、まだまだ大変な状況が続いている世の中。
先輩や知人の医療従事者からお話を聞くと、
医療現場は私の想像出来ないような、大変な事態が日々続いているということ。
そのお話を聞くと、胸が締め付けられる想いと同時に、
現時点、私の最低限出来ることが、感染しないための"予防"に尽きるのだなと、改めて感じます。
そしてそれが周りの人々の為にもなるのだなと。
2021年私の夏。
子ども絵画でも、子どもたちと話していると可哀想なことに、
ことごとく夏の催しが中止となったり、外出も制限されたり。
お休みは嬉しいけれど、なかなかどこにも行かれない子どもたちを見ていました。
※教室はしっかりと感染予防もして、換気なども行っています。幸い、みんな元気に過ごせています。
そんな中、何か少しでも子どもたちが喜んでくれることが出来ないかなと考えて、
いつも描く時間とは、少し違うことを行うことに。
その名も"ミニチュアかき氷ストラップ"作り。
お祭りに行くと、かき氷を食べる子たちも多いけれど、
お祭りがない上、なかなか外出もできないので、目だけでも夏の思い出を残して、
制作を少しでも楽しんでもらおうと思いました。
みんな夢中でミニチュアかき氷を制作。
上の飾り付けは細かくなかなか苦戦していましたが;^^
でもみんなそれぞれ特徴のあるストラップも完成して、喜んでくれました。
少しでも、楽しい時間になってもらえて、こちらも嬉しくなりました。

私もめっきり、外出も少なくなり、家での制作やお仕事を中心に、時々外に出向く程度の夏になりました。
気分転換に散歩に行くときは、混雑しない道を選びながら歩いてみたり。
でも時々思います。
ソーシャルディスタンスという言葉が出てから、何かちょっとしたことにもピリピリすることも多く。
少し心に余裕がないことも増えている日常が在ること。
だんだんと知らないところで、心が疲弊していくことが多くなっていくこと。
なのでそのような時こそ、心の在り方は大切にしていかないとと感じます。
心の距離は、うまく保ちながら接していくこと。
少しだけ、思いやりを持って接していくこと。
少しだけ、感謝を持って接していくこと。
そうすると、こちらも、相手も、少しだけいいなと思える出来事が増えて。
その"少しだけ"の積み重ねで日常が"少しだけ"良い日に変わったり。
そのようなことが今は大切なのかなと感じる夏でもありました。
来年の夏は、街にも活気が少しでも戻り、お店は賑やかに笑い声が響き、ほろ酔いの大人たち。
お祭りや花火大会で良い思い出が作れる子どもたちや、カップルに、友達に、家族。
少し前まで当たり前だった、落ち着いた夏を過ごせることを願うばかりです。
秋風を感じる頃はまだ少し先かな。
くれぐれも熱中症などには十分気をつけてお過ごしください。
tomo.
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