ポツリポツリ
連日、鳴り止まない雨音。
あぁ心地の良い音だな、なんて思いながら。
こんなふうにアイデアが溢れ落ちてくればいいのに。
紙に向かっている時間、ふとそんなことを想います。
最近は銀色夏生さんの詩集を目にすることが多いです。
詩の中に感じるのは、繊細で柔らかくあり、でも芯のある強さも感じる人の心情や日常に何気なくある静かで、時にトゲのある言葉たち。
そして生の時間の美しさと切なさを感じてしまいます。
すごく解放されたり、締め付けられたりする心境になり、また絵とは違う世界観に刺激を受けます。
そして銀色夏生さんが歌詞を書かれている「アイスコーヒー」という曲があります。
まるで“切ない世界”に浮かんでいる男女の関係を、ポツリポツリと綴られているようで、グッときてしまいます。
言葉の素晴らしさを伝えてくださる、銀色夏生さんの詩が好きです。
tomo.

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