進め
時々、出会う。
向かい出したら、溢れる熱。
溢れ出したら、もう止まらない。
時間も言葉も届かない。
黙々と刻んで、刻んで、刻まれて。
目の前に広がるのは、現在だけ。
日常で出会った、温かいお言葉や、尖った反応も、普通という普通じゃないことも、胸が締め付けられるニュースも、目に飛び込んでくる、耳に入ってくる寂しい現実も、それは全て吸収されて、形を変えた何かとなる。
いつか次の熱となる。
きっと分かってもらえないであろう感覚。
いつもそう思っていた。
それはどこかでいつもわかってほしいと思っていたから。
それがいつの間に、分かってもらえなくてもいい感覚となってきたとき。
少し。
ほんの少しだけでも。
自分が前進しているという実感に変わり、またもう一歩前へと踏み出せる糧となる気がする。
そんな夜中の情熱を書き記して。
tomo.

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