雨宿り

怪しい雲行きと共に、激しい雨が降ってきた。

とうとう恐怖を感じる閃光と音。

急いで安全な場所で雨宿り。

そこから眺める光景は、束の間ドキドキとワクワクに変わる。

子供の時に感じた、感情と似ているような。

目の前を、スーツ姿の男性が走り抜けていき、現実に戻る。

そんなことを考えていた小さな恥ずかしさと、でも感じられていることの幸福と。

変な感情が交わって、さて行こうか。

tomo.