ゆっくりと。
何か忙しなく感じると、少し心がトゲトゲしい。
ときどきやってくる、この感覚。
こういう時はあまり抗わずに、おとなしく。
ここ1年ほど、時々そんな時は、お気に入りシャツを、お気に入りボタンへ取り替えます。
ひとつずつ、焦らないように。
でもまぁ、不器用で下手。
自分でもついつい笑ってしまいます。
でも丁寧に。ゆっくりと。
そして取り付けられたボタンを見て、満足満足。
得意でもないのに、それらの作業をしているそんな時間がなんとなく好きになりました。
でもなぜかな、と思ったら。
祖母が生前若いころから、洋裁の教室を開いていたことを思い出しました。
残念ながら僕が生まれる前後から、アルツハイマーの病になり、結局祖母とはしっかりとお話しも思い出も残せずにお別れをしました。
きっと元気だったら、洋服や色々なものを作ってくれたと両親から聞いていました。
でもこういうことで、何となく祖母と繋がれている感じがして、嬉しいなと思う今日この頃です。
でも、直接教わりたかったなぁと思う気持ちと、祖母の器用さは受け継ぎたかったなぁとちょっぴり残念ですが。
まぁ、ゆっくりと頑張りなさいよとエールをもらっていると思い、これからも大切な時間にしていこうかなと思います。
tomo.

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