こどものきもち
先日、こども絵画教室でのこと。
いつも自転車できている女の子が、歩いてきました。
「あら、今日は自転車で来なかったんだ」
「そう、実はこの前とある所に止めておいたら、無くなってたの」
「えー、盗まれちゃったの!?可哀想だったね。」
「うーん、盗まれたかどうかわからないけれど、停めていたら無くなってたの。
でも、実はそろそろ新しい自転車を買おうってお父さんと話してたから大丈夫。
来週買いに行くんだ!楽しみ!」
そんな会話。
後でふと思い返したら、彼女は一度も盗まれたとは言わなかった。
自分なら、すぐに盗まれたと思ってしまうだろうし、なんか純粋にそのことに感心したのでした。
こどもたちと接する時、きれいなこどものきもちと出会う時があります。
大人としては、とても眩しく感じて。
大切にしたいなと思った、とある日の出来事でした。
好きな曲のひとつで、なんとなく想い出しました。
「羊毛とおはな」のずっとずっとずっと。
こんなきもちをずっと感じられたら、温かくいられるのかな。
tomo
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